世界が注目のフィリピン大学留学って?

世界が注目のフィリピン大学留学って?

こんにちは、さきめろです。

今回は「フィリピンの大学に留学したい」と思っている人ために、フィリピンの有名大学と、各大学のおすすめポイントをご紹介したいと思います。

「フィリピンの大学へ留学するメリット」は何でしょうか?

わたし自身、フィリピンの大学で学んだ生徒の一人です。正規の学生ではなく「派遣留学生」として1年間学びました。

フィリピンの留学は「ユニークな留学」でした。アメリカやカナダなどを選んでいたら絶対に体験できないこともあり、いろいろな面で自分を成長させてくれました。NGOのプロジェクトに関わってボランティアをした経験は一生忘れられません。

アメリカやカナダ、オーストラリアが人気ではありますが、実はフィリピンの大学はかなり前から、世界から注目を集めています。フィリピンの大学留学の基本的なことをまとめたので、ぜひ参考にしてくださいね。
 



 

フィリピンの大学に留学する日本人

フィリピン大学留学する日本人はどれくらいいるのでしょうか?

JASSOの調査結果(平成29年度)によると、国別日本人留学生数は1位がダントツでアメリカ合衆国。2位がオーストラリア、3位がカナダです。

ランキング表では、3位までは英語圏、4位からは英語を母国語としない、アジア圏がランクインしていますね。

予想通り、フィリピンは10位の中に含まれません。「その他」の中に含まれます。

 

 国(地域)名 留学生数(人) 構成比(%)
アメリカ合衆国 12,683  19.2 
オーストラリア 6,521  9.9 
カナダ 6,290  9.5 
中国 5,000  7.6 
韓国 4,857  7.4 
タイ 3,682  5.6 
英国 3,674  5.6 
台湾 3,379  5.1 
ドイツ 1,922  2.9
マレーシア 1,778  2.7 
その他 16,272  24.6 
 計 66,058  100.0 
※この統計に大学を休学して行う様な「語学留学」は含まれません。大学で「学位取得」を目的とした留学や、学位取得を目的としなくても、単位取得が可能な学習活動、異文化体験、語学習得を指します。そのため、たとえ長期間の留学であったとしても、単位を取得しないものは「留学」とみなされません。

 

フィリピンは世界で3番目に英語を話す人が多い国というのを知っていましたか?

1位はアメリカ、2位はイギリス、3位がフィリピンです。

フィリピンでは、公用語は英語フィリピノ語(一般的にタガログ語と呼ばれる)です。ビジネス、教育、メディア、政治においては英語が使われまます。

それなのに、フィリピンが10位以下というのは個人的になぜ?と感じてしまいます。

フィリピンに留学する際の注意点として、『アカデミック・ビジネスレベルで使えるのは、しっかりと大学教育を受けた人たち』ということを覚えておいていただきたいです。

生活上、ジープニーの運転手、タクシーの運転手、またはサリサリストアのおばさんたちはは、聞くことは少しできてもネイティブのように流暢に英語を話せません。フィリピン人にとって、英語はあくまで「第二言語」です。

今はやりのフィリピン人講師によるオンライン英語レッスン。アルバイトとして講師登録している大学生が多いのはこのためです。

 

世界中から注目される、フィリピン留学

わたしがフィリピンの大学に留学していたことを話すと、「なんでフィリピン?」といわれます。

しかし! 世界中でフィリピン留学の人気は高まっているんです。人気の秘訣は、単純にきれいなビーチやトロピカルな雰囲気にあこがれているからではありません。

 

英語が使える

フィリピンは英語を話す人口が世界で3番目に多い国。大学の授業はほとんど英語で受けられますし、大学に在籍する生徒はネイティブ並みの英語を話します。

フィリピンの英語はアメリカ英語と言われているので、日本人には聞き取りやすいと思います。少し硬めの発音がまじりますが、母音が強いアクセントなので、これも日本人にとっては聞き取りやすいです。

フィリピン人は、日常会話ではタガログ語を使うので、どっぷり英語に浸かりたいという方は物足りなさを感じます。

フィリピン人にとって英語はあくまで第二言語。実際わたしは、「英語がうまく使えない外国人に対して優しい」と感じました。フィリピン大学留学中、下手な英語で何とか授業を受けていましたが、やはり専門的な授業では専門用語に英語に苦戦しました。そんな中でも周りのフィリピン人に助けてもらいながら、なんとか単位を取得しました。

フィリピン独特の文化

イスラム、マレー、スパニッシュ、アメリカの文化が入り混じった独特の文化が学べる点が、フィリピン留学の魅力の一つです。

300年以上スペインの統治下、その後100年アメリカの統治下だったフィリピンでは、食文化や生活面においてスペインとアメリカの影響を強く受けています。

他の国に占領される以前に入って来た、マレー文化やイスラム文化も色濃く残ります。そんなフィリピンでは、外国人、外国文化に対してとても寛容的です。親日も多く、コミュニケーションも簡単に感じるでしょう。

アジアで最も高い教育レベルを持つ

“QS Higher Education System Strength Ranking 2016“が、フィリピンがアジアで最も高い教育レベルを持つと発表しました。他の国より比較的安い費用で、高いレベルの教育を受けられるということで、特に東アジア地域の国々からの人気が高まっています。

費用が安い

わたしがフィリピン大学留学を選んだのはコレ! 費用が安いんです。住居費、食費、飛行機代もアメリカやカナダに比べてかなり安いです。

特に住居費はやすかったです。大学の寮に住んでいて、1ヶ月で1200ペソ(日本円で約2400円)でした。

 

フィリピントップ10大学

フィリピンの有名大学リストを見てみましょう。

これはBest Universities in the Philippines 2020 Rankingから得た情報です。

上位にある大学ほど、外国人からも人気が高い傾向があります。

 

1 フィリピン大学ディリマン校(University of the Philippines Diliman)
2 アテネオ・デ・マニラ大学(Ateneo de Manila University)
3 デ・ラ・サール大学(De La Salle University)
4 サントトマス大学(University of Santo Tomas)
5 サンカルロス大学(University of San Carlos)
6 マプア工科大学(Mapúa Institute of Technology)
7 シリマン大学(Silliman University)
8 ミンダナオ州立大学(Mindanao State University)

では、この中で特に外国人から人気の学校を3校、みていきましょう。

 


 

誰もが憧れる大学 フィリピン大学ディリマン校

(Photo from Wikipedia)

◆大学プロフィール
・創立:1908年
・所在地:University of the Philippines Diliman, Quezon City 1101 Philippines
・公式ウェブサイト:Universtiy of the Philippines Diliman

フィリピン大学は、オープンユニバーシティも含め全部で7つのキャンパスがあります。その中で一番広いキャンパスを持つのがフィリピン大学ディリマン校。メトロマニラの旧首都、ケソン・シティに493ヘクタールもの敷地を持ちます。フィリピンを代表する国立大学で、一般的に”UP”「ユーピー」とよば呼ばれています。

フィリピン大学ディリマン校の特徴は下記2つ。

・地方からの学生が多い
・宗教に縛られないリベラルな校風

生徒たちの出身地はさまざまです。フィリピン大学ディリマン校は、フィリピンNo.1の大学とあって、地方出身の学生が非常に多のが特徴です。奨学金を得ている生徒も多く、彼らの勉強に対するモチベーションはかなり高め。

また、宗教に縛られない大学でもあります。フィリピンは長い間スペインの統治下だったことがあり約80%がカトリック教と言われていて、カトリック教の大学がたくさんあります。カトリック信者でなければ入学できないという大学もあるほど。

フィリピン大学は宗教の縛りがなく、キリスト教、イスラム教、仏教徒などさまざま。自由に発言できる校風です。

フィリピン大学ディリマン校では376の教育プログラムが用意されていて、博士課程は72、修士課程は164、学士課程は140。そのうち10の教育機関と学部が、政府機関・高等教育委員会(Commission on on Higher Education)から「センター・オブ・エクセレンス」と認定されています。

 

お金持ちが行く大学 アテネオ・デ・マニラ大学

(Photo from Wikipedia)

◆大学プロフィール
・創立:1859年
・所在地:Katipunan Ave, Quezon City, 1108 Metro Manila
・公式ウェブサイト:Ateneo de Manila University

メトロマニラのケソンシティにある私立大学、アテネオ・デ・マニラ大学。1859年にイエズス会(Society of Jesus)によって設立され、フィリピンで3番目に古い、カトリック教の大学です。

一般的に”Ateneo”「アテネオ」と呼ばれています。フィリピン大学ディリマン校とはご近所で、中が悪いわけではありませんが、お互いにライバル意識を持っています。

大きく3つ、基礎教育(Basic Education)、ロヨラ・スクール(Loyola Schools)、プロフェッショナル・スクール(Professional Schools)に分かれています。

・基礎教育(Basic Education)
初等・中等教育を学ぶ学校です。6年間の課程を学ぶ小学校(Grade School)、13歳からの中学校(Junior High School)、高等学校(Senior High School)の3つに分かれています。

・ロヨラ・スクール(Loyola Schools)
ロヨラ・スクールは学部課程と大学院課程を学ぶ学校です。詳しい学部は公式ウェブサイトをご覧ください。

・プロフェッショナル・スクール(Professional Schools)
専門職養成大学です。ロースクール(Law School)、ビジネススクール(Graduate School of Business)、政治学大学院(School of Government)、医科・公衆衛生大学院(School of Medicine and Public Health)があります。

学費が高く裕福な家庭出身の生徒がほとんどです。学費は学士家庭で年間約160,000ペソから180,000ペソ、修士課程で50,000ペソから70,000ペソです。日本人にとってはさほど高くありませんが(むしろ安い!)、マニラに住むフィリピン人の年収入が平均200,000ペソから300,000ペソ(会社に雇用されている人の場合)なので、学費が払えるのは一握りのお金持ちということが分かります。

学士課程ではカトリック教を基礎としたリベラルアーツ教育を導入しています。

 

アジアで最も古い歴史ある大学 サントトマス大学

◆大学プロフィール
・創立:1611年
・所在地:Espana Blvd., Sampaloc, Manila, Philippines 1008
・公式ウェブサイト:University of Santo Tomas – The Catholic University of the Philippines

 

日本語では「聖トマス大学」とも呼ばれ、その名の通りカトリック教の私立大学です。フィリピンでは一般的に”UST”「ユーエスティー」と呼ばれています。

サントトマス大学は、アジアで最も古い歴史ある大学です。

1611年にドミニコ会(Dominican)の牧師ミゲル・デ・ベナビデス(Miguel de Benavides)によって設立されました。カトリックの大学としては世界で最大の学生数を誇ります。キャンパスに足を踏み入れると、その建物の美しさに驚かされます。

そして、ローマ教皇が3度も訪れている世界で唯一の大学! 大学にはミュージアムもあり、観光で行ってみる価値はあります。3位にランクインのでラサール大学を飛ばしてサントトマス大学をご紹介したのは、個人的に好きな大学だからです。

サント・トマス大学出身の著名人と言えば、フィリピンの英雄で作家、医師だったホセ・リサール(José Rizal)や、フィリピンの初代大統領マニュエル・L・ケソン(Manuel L. Quezon)がいます。

 


 



 
いかがでしたか?

フィリピン大学留学に興味を持ってもらえたでしょうか。

大学留学を考えている方は、参考にしてくださいね。

もし聞きたいことがあれば、下記のお問合せフォームからお気軽にご連絡ください。

 

sakimello

さきめろのブログへようこそ。 このブログを運営しています、さきめろと申します。
メニューを閉じる