フィリピン就職失敗談 知らないと危ない『保証金』

フィリピン就職失敗談 知らないと危ない『保証金』

フィリピン就職で成功する方法についてお伝えしているのですが、今回はわたしの失敗をシェしたいと思います。

自慢ではないのですが、いろいろあってこの4年間で、4つの企業を経験。

辞めて理由は、会社とのトラブルだったり、家庭の事情だったり・・・海外で働くのは日本とは勝手が違うなあ・・・とつくづく思います。

マニラにあるBPOの会社に1年間勤めたのですが、契約上のトラブルで、泣く泣く退職したんです。仕事内容も、担当していたクライアントも大好きだったので、悲しい出来事でした。

退職の原因は『保証金』。 英語ではBONDと言われます。

企業から内定をもらった時点で気がつけば、そもそも入社もしなかったと思います。

知識が乏しかったために全く気が付かず、契約書にサインしてしまったんです。

 

フィリピン就職で気をつけたい『保証金』とは?

『保証金』とは、英語で”bond”(ボンド)と言われています。

会社によってさまざまなケースがありますが、今回はわたしが体験したことをお伝えします。

1年以内に退職をした場合は、20万ペソ保証金を支払わなければいけないというのが、入社の条件。

20万ペソは、現在のレートで換算すると日本円で約44万円です。

保証金は働いた月に応じて減っていくというものでした。

例えば入社して6ヶ月の時点で退職すると、働いた6ヶ月分は引かれ、退職時に10万ペソを会社に払わなければいけません。

金額はもちろん企業によって違います。(20万ペソはかなり高い方だと思います!)

これは違法ではありません。外国人に対して、保証金を入社の必要条件とする企業がたくさんあります。

あとから痛い目に遭わないためにも、契約書にサインをする時は、事前にしっかり人事と確認するほうがいいですよね。

 

なぜフィリピンの企業には『保証金』があるの?

そもそも、なんで保証金を設けているか? その理由は労働ビザです。

外国人がフィリピンお会社に勤める場合、会社は社員のために、労働ビザの手続きをする必要があります。この費用がかなり高いそうなのです。『高額なビザの費用がかかるのにすぐ辞められる』と困るというのが、保証金を設ける理由です。

一体どれくらいかかるのかというのは、取得するビザのタイプや期間によって違うのではっきりとは分かりません。フィリピンの労働ビザは、9gビザもしくはPEZAビザのどちらかでしょう。

ビザの手続は専門家を通じて手続きをするので、その手数料もかかっているはずです。

9gの場合は1年か2年で取得し、有効期限がきれると更新。PEZAというタイプのビザは、1年間有効で毎年リニューアルしないといけませんので、毎年ビザの手続に費用がかかっているんです。

どちらにしても1年もしくは2年間有効のビザを取得するので、その間に退職されると会社側の損失となってしまうんです。

さらに、フィリピンでは日本人を雇うのが難しいので、すぐに退職されたくない!というのも理由だと思います。

 

私が退職を決意した理由

わたしの場合、オファーレターにサインするとき、人事部から説明を受けたので、保証金が最初の1年はあるというのは理解していました。(会社によっては、この説明をちゃんとしない悪質なケースも聞いたことがあります。)

問題は、『最初の1年間だけ』と説明を受けていたのにも関わらず、1年経った時点で1年だけではないことが判明したんです。

思い起こせば、保証金についての説明だけで契約書等は何もなかったことに、恥ずかしながら気が付きませんでした。

1年働いた時点で「やっと保証金がなくなった~」と思たのに、人事部から、2年目に入ると保証金が元の金額に戻って20万ペソ!と言われたんです。

20万が復活する?! 毎年、永遠に?! オファーの時に言ってよ!

いつ会社を退職して、別の国に移住するか分からない状態。ずっとリスクを負って働くことはできないと、退職を決意。保証金の支払いなく退職できました。

このあとすぐに妊娠・出産という人生の大イベントがあったので、続けて働いていたら支払う保証金を払って退職していたと思います。

 


 

今回は、私の失敗談をお話しました。フィリピンで就職活動をする際は、オファーレターにサインする前に確認してくださいね。

sakimello

さきめろのブログへようこそ。 このブログを運営しています、さきめろと申します。
メニューを閉じる