こんにちは! マニラ在住のさきめろです。
わたしはFacebookやブログで情報発信をしているのですが、中でも食べ物についての投稿や記事への反響が大きいので、今回はフィリピン料理の定番メニューについて書きたいと思います。
フィリピン旅行を計画中の方や、日本でフィリピン料理レストランに行かれる方はぜひ参考にしてくださいね。
オススメの料理と一緒に、イチオシのレストランもご紹介していますので、お楽しみください。
日本人に大人気!フィリピンの国民食 アドボ(Adobo)
▼Abe, Lamb adobo
(Photo from Flickr)
フィリピンの国民食と言われるアドボ。
アドボはスペイン語で「マリネする」という意味で、名前の通りお肉をお酢、醤油、にんにく、ブラックペッパーのソースに漬けて煮込むお料理です。お肉は通常、鶏肉や豚肉が使われます。もともとは、スペイン料理の「アドバード」というお料理が起源だそうですよ。。
フィリピンでは、レストランで食事をすると、「この料理ハズレだったよね~」ってなることが多いのですが、アドボはどのレストランでも外れがないな、と思います。日本人に馴染みのあるお酢と醤油が使われているせいか、日本人の舌に合うお料理です。
レストラン:Abe(アベ)
メニュー:Lamb adobo 525ペソ
ウェブサイト:THE LJC GROUP Abe
AbeはLJCグループが経営する老舗レストラン。定番のフィリピン料理が食べられるので、来客をもてなす際によく選ばれます。Abeの提供するLamb adoboはちょっと珍しく、ラム肉を使用したアドボです。
クランチーで病みつきになる!シシグ(Sisig)
▼Manam, House Chrispy Sisig
シシグは細かく切った豚肉、玉ねぎ、そして鶏肉の肝臓が使われたお料理です。
昔ながらのシシグは、豚の顔(鼻と耳)を使うのですが、正直とても油っぽいです。現在はもっと健康的に、ツナやバングス(フィリピンのお魚)を使ったり、豚の別の部位を使ったシシグもあります。
シシグは、メインディッシュとしてご飯と一緒に食べるのが一般的。ビールにもピッタリです!
レストラン:Manam(マナム)
メニュー:House Chrispy Sisig Small:140ペソ/Medium:395ペソ
ウェブサイト:Manam Moment Group
Manamのシシグは超おすすめ!フィリピンのメディアサイトSpot.phでThe No. 1 Sisig in Manilaと紹介されたこともあり、とても人気のレストランです。クランチー&クリーミーなManamのシシグは、かなり油っぽいですが、食べ始めるとやめられません。お店の定員さんによると、油で上げた豚肉を特製ソースにからめ焼き上げているそうです。
カジュアルでオシャレなインテリアで居心地がいいので、わたしはよくランチに利用します。
とろとろ酸っぱいスープ!シニガン(Sinigang)
▼Sentro1771, Sinigang
シニガンはお肉と野菜を使った酸っぱいスープです。
豚、牛肉、お魚、エビなどがメインで使われます。フィリピン人はこってりとしたお料理が好きなので、豚バラ肉を好む人が多いようです。さっぱりした方が好きな方は、お魚を使ったシニガンがおすすめです。
シニガンの酸っぱい味を出すためには、タマリンド、グアバ、トマト、グリーンマンゴーなどが使われます。どれを使うかによってスープの味が劇的に変わるそう。シニガンだけで食べることはなく、必ず白いご飯と一緒にいただきます。
メニュー:Sinigang na Corned Beef 595ペソ
ウェブサイト:Sentro1771.com
Sentro1771のビーフシニガンはお店の看板メニュー。スタンダードではかなり酸っぱいので、心配な方は酸っぱさの具合を調整できます。注文するときにリクエストしてくださいね。
ガッツリ食べたいときは、チキンイナサル(Chicken Inasal)
(Photo from Wikimedia)
チキンイナサルはフィリピンのバーベキュー料理。もともとはバコロドシティー発祥の食べ物です。
お酢、カラマンシージュース、スパイス(レモングラスなど)、生姜で作ったソースに鶏肉を半日ほど漬けて、グリルで焼き上げます。
チキンイナサルは道端でよく売られていますが、お腹を壊すことがあるのであまりおすすめしません。レストランで食べましょう。
レストラン:Mang Inasal(マンイナサル)
メニュー:Paa with Rice 99ペソ
ウェブサイト:Mang INASAL
Mang Inasalはフィリピンのフランチャイズレストランで、フィリピンでMang INASALを知らない人はいません。フィリピン旅行をするなら一度は目にするでしょう。お値段お安く、ご飯は無制限でお変わりできます。Mang Inasalのデザート『ハロハロ(halo-halo)』も超おすすめです。
セブの名物!お祝いに食べられるレチョン(Lechon)
(Photo from Flickr)
セブの名物料理といえば、豚の丸焼きのレチョンです。
セブに限らず、フィリピン全域で食べられていて、結婚式やクリスマスパーティーなど、お祝いには欠かせないお料理です。
まるごと1頭を食べるのなら、デリバリーサービスを利用できます。レストランでも小さくカットされたレチョンを食べることができます。
レストラン:Rico’s Lechon(リコズレチョン)
メニュー:Legular Lechon with Rice 175ペソ
ウェブサイト:CEBU’S BEST RICO’S LECHON
セブ発祥のレストラン、Rico’s Lechon。一頭まるごと食べたいときはデリバリーになります。レストランには、レチョンだけでなくヌードルやスープ、シーフードメニューなどもあります。レチョンはビールにぴったりなので、ディナーに利用するのが良いかもしれませんね♪ セブとマニラに店舗がありますので、試してみてください。
いかがでしたか?
定番のフィリピン料理をご紹介しました。
今回は定番中の定番を選びましたが、今後はめずらしいお料理などもご紹介していきたいと思いますので、お楽しみに♪